「朝は白湯を飲んで体を温める」
「週末は作り置きのおかずを用意して、平日のお弁当に詰める」
「部屋には季節の花を飾る」
Instagramを開けば、そんな“丁寧な暮らし”をしている誰かの投稿が無限に流れてきます。
ベージュで統一された部屋、木のお皿に乗った彩り豊かな朝食。
画面の中の彼女たちは、まるで別の世界線の住人のよう。
ふと視線をスマホから外し、自分の部屋を見渡してみると… 脱ぎっぱなしの服、読みかけの積まれた本・雑誌、昨日の夜に食べたコンビニスイーツのプラゴミ。
…うん、無理だ。
ここでは、丁寧な暮らしに憧れつつも、どうしてもそこには辿り着けない、とある27歳独身女性のお話をお届けします。
丁寧な暮らしとはかけ離れたズボラウーマン

私、編集Mの生活は、いわゆる丁寧な暮らしとは対極にあります。
いや、憧れてはいるんですよ?
でも、丁寧な暮らしが実際にできるかどうかは別、ですよね。
ズボラでも暮らしていける
実際問題、ズボラでも暮らしていけるんです。
休日は昼まで寝ていることもしばしば。自炊といっても、自分が食べたいものだけ一生懸命に作る、ヘルシーなダイエットメニューは気分が乗った時だけ。お洋服はハンガーラックにかけただけの子たちも多い。 掃除機をかけるのは、床に落ちている髪の毛が目に見えて気になり出した時に…。
最初は、そんな自分に対して「ちゃんとしなきゃ」という罪悪感を抱いていました。
「社会人になって、こんな生活でいいの?」と。
でも、ふと気づいたんです。
「あれ? これでもちゃんと生きていけてるじゃん」
誰かに迷惑をかけているわけでもない。ご飯も食べているし、仕事にも行っている(正確には在宅ワークだが…)。
丁寧じゃなくても生活は回るし、その方が私の場合はご機嫌だな~と気付いたのです。
適度なズボラが無いと息苦しい世の中
社会に出ると、私たちは常に「ちゃんとする」ことを求められますよね。
仕事での成果、人間関係の気遣い、身だしなみ…。
外の世界でこれだけ気を張り詰めて戦っているのに、家の中でも完璧な自分を演じていたらどうなるでしょうか?お豆腐メンタル系女子の編集Mの場合は、きっと息苦しくなってしまうと思います。
かつての私が「3年は続けろ」という言葉に苦しめられたように、「大人なら、社会人なら丁寧な暮らしをすべき」というのもまた、一種の呪いなのかもしれません。
だから私は、家の中ではスイッチを完全にオフにします。
ズボラであることは、私がこの息苦しい世の中をサバイブするための防衛本能ともいえるでしょう。
丁寧な暮らしはできない27歳独身女性が大事にしてること

そんなズボラな私ですが、何もかもどうでもいいわけではありません。
丁寧な暮らしはできないけれど、自分にとって心地よい暮らしのために大事にしていることが3つだけあります。
カロリミット
「いやカロリミットか~い」と思われたかもしれません。でも、これは私の精神安定剤とも言える大事なお守りなのです。
※注:回し者でもPRでもありません
美味しいものは食べたい。友達との飲み会で、揚げ物もシメのラーメンも我慢したくない。 でも、太るのは怖いし、健康診断の数値も気になるお年頃。
そんな矛盾する欲望を優しく包み込んでくれるのが「カロリミット」です。
これを飲むことで「私は脂肪をある程度燃焼している」という免罪符を手に入れ、罪悪感なく食事を楽しむことができます。丁寧に出汁を取ることはできなくても、食事を楽しむ前のワンアクションだけは忘れない…それが私なりの美意識です。
過度なダイエットはもうやめた
10代の頃は、「痩せていること=正義」だと思い込んでいました。
炭水化物を極限まで抜き、空腹で眠れない夜を過ごし、体重計の数値に一喜一憂する日々。
でも、そうやって手に入れた体型の時、私はちっとも幸せそうじゃなかった。肌は荒れ、イライラしやすく、食べる楽しみを失っていたあの頃。座った状態から立ち上がると、すぐにフラフラと貧血状態を起こしていました。
今はもう、無理なダイエットはしません。
「ちょっとプニッとしてても、美味しいものを食べて笑ってる私の方が可愛いじゃん」
そう開き直ることにしました。それに、美味しいものを食べて大好きなワインを飲んでいる方がご機嫌なんですよね。自分の心が。
毎週金曜日にお気に入りの居酒屋に行っちゃっても、これも人生のスパイスだと思える余裕が、今の私にはあります。
ありのままの自分を愛す
部屋が多少散らかっていても、料理が手抜きでも、在宅ワークだからって一日中パジャマで過ごしても。
そんな自分を「ダメなやつだ」と責めるのをやめました。
「今日は疲れてたんだね、お疲れ様」
「一日中寝て体力回復できたね、偉いぞ」
「好きなもの食べて明日からの英気を養えた」
そうやって、自分で自分を全肯定してあげること。
誰かのための丁寧な暮らしではなく、自分のための甘やかしライフも良いと思いませんか?
ありのままの自分を受け入れ、愛してあげることこそが、本当の意味での丁寧な生き方なのかもしれませんね。
記事のまとめ:ご都合主義でいいじゃない?あなたらしい暮らしのすゝめ

SNSの中のキラキラした誰かと自分を比べて落ち込んだり、「私ってなんでこんなにズボラなんだろう」と、自分を責めたりしていませんか?
そんな時は、この言葉を思い出して下さい。
ご都合主義でいいじゃない?
大切なのは、部屋の綺麗さよりも、あなたの心が笑っているかどうかです。
丁寧な暮らしができなくても良い。
カロリミット片手に唐揚げを頬張る幸せを知っている人って、親近感が湧いて好きです。
猫ちゃんたちのように、気ままに生きてみましょう。
さて、今日も私はお気に入りの居酒屋に行ってやろうと思います。この記事を書くのを頑張ったからね。皆さんも、どうかご自愛ください。
