BRUNELLO CUCINELLI:能登プロジェクト第3弾は塗師 赤木明登氏のモダン漆器展
ブルネロ クチネリ ジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、2024年の能登半島地震で甚大な被害を受けた地域、特に日本の伝統工芸である輪島塗の復興を支援する継続的な取り組み「能登プロジェクト」の第3弾として、塗師・赤木明登氏の特別作品の展示販売をブルネロ クチネリ表参道店にて開催します。
この取り組みは、イタリアのラグジュアリーブランドとしてクラフツマンシップと人間主義的経営をブランド哲学の根幹に置くブルネロ クチネリの理念に基づき、日本の貴重な伝統文化を未来へ継承するための重要なサポート活動です。
能登プロジェクト Vol.3:塗師 赤木明登氏の世界観

能登プロジェクト Vol.3では、長年にわたり輪島を拠点に活動し、現代の暮らしに息づく「ぬりもの」としての生活漆器を追求してきた塗師 赤木明登氏の特別作品を展示販売。
赤木氏は、中央大学文学部哲学科を卒業後、編集者を経て1988年に輪島に移住し、輪島塗の下地職人として修行を積んだ異色の経歴を持ちます。
その作品は、伝統的な技術に敬意を払いながらも、和紙を用いた独自の技法などでモダンな美しさと日常使いの機能性を両立させ、国内外で高い評価を得ています。
今回の展示では、ブルネロ クチネリ表参道店のアートスペースからインスピレーションを得て制作された、漆器の新たな視点を示す2つの作品が中心となります。
verticale(ヴェルティカーレ)


“verticale(ヴェルティカーレ)”は、イタリア語で「垂直の」を意味します。輪島塗が代々継承してきた職人の技術と歴史、そしてその根幹を支える「木地師」への想いなど、垂直に受け継がれる伝統の深さを表現しています。ブルネロ クチネリらしいニュートラルカラーやニュアンスグレーを彷彿とさせる漆の色にも注目です。
orizzontale(オリッツォンターレ)


“orizzontale(オリッツォンターレ)”はイタリア語で「水平の」を意味します。輪島塗における分業制や、同時代を生きる職人同士の横のつながり、さらにその地で育まれる自然や文化、森羅万象への敬意など、水平に広がる共生の世界観が込められています。
赤木明登氏が提唱する、垂直の伝統と水平の繋がりが交わる場所にこそ「工藝」があるという哲学は、「人間主義的資本主義」を掲げ、森羅万象への敬意と共生を唱えるブルネロ・クチネリのブランド哲学と深く共鳴しています。
特に、漆器の原点である「神人共食」の思想を象る「鉢のかたち」には、職人の情熱と輪島塗再生への強い願いが感じられます。
ブルネロ クチネリの哲学と能登プロジェクト
ブルネロ クチネリは、「スポーツシックラグジュアリー」をコンセプトに、最高級のカシミヤを用いたニットウェアで知られるイタリアのブランド。
創業者のブルネロ・クチネリ氏が提唱する「人間主義的経営」は、利益追求だけでなく、職人の尊厳と幸福を最優先し、地域社会や伝統文化の保全に尽力する独自の企業哲学です。
ブルネロ クチネリ ジャパン株式会社が展開する「能登プロジェクト」は、このブランド哲学を体現する活動として、地震で被害を受けた輪島塗の職人や産地を具体的な形で支援するために2024年7月よりスタートしました。
第1弾、第2弾に引き続き、今回で第3弾となる本プロジェクトは、日本の伝統工芸のクラフツマンシップの重要性を改めて世界に発信する機会となります。
この貴重な機会に、ぜひブルネロ クチネリ表参道店 B2Fアートスペースに足を運んでいただき、塗師 赤木明登氏の作品に触れることで、漆が持つ温もりと、イタリアと日本、二つの国の伝統と哲学が交差する「工藝」の本質を感じてください。
The Art of Akagi – INCONTRO CON L’ARTISTA
開催期間:2025年11月15日(土) – 2026年1月31日(土)
会場:ブルネロ クチネリ表参道店 B2Fアートスペース
所在地:東京都港区南青山3–17–11